IHI201810
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➡ お問い合わせは、11ページ(健康推進グループ)をご覧ください。納豆とオリーブオイルの組み合わせもいいね!サラダばかりではかえって便秘に? 不溶性植物繊維は水に溶けないため水分を多くとらないと便が硬くなったり、腹部膨張感が強くなったりします。水溶性食物繊維を多く含む食品◦いちご、キウイなどの果物◦こんにゃく、しらたき◦わかめ、こんぶ、ひじきなどの海藻類◦オクラ、モロヘイヤなどの ネバネバした食品 特に植物性乳酸菌に注目、善玉菌を増やすのに役立ちます。植物性の乳酸菌は、生きたまま腸に届くタフな菌です。発酵食品であるぬか漬けや納豆、味噌汁にも入っています。 日本人の食物繊維平均摂取量は1日平均14gで、目標の25gにだいぶ不足しています。不溶性と水溶性の2種類の植物繊維をバランスよくとることが大事です。 水に溶けない食物繊維。便のかさをふやして排便を促す一方、水分を吸収する性質があるので、とりすぎると便が硬くなったり、腹部の膨満感が強くなり、排便がしづらくなる。不溶性食物繊維を多く含む食品◦レタスやキャベツなどの多くの葉物野菜◦ごぼうなど多くの根菜類◦玄米などの精製していない穀類◦あずき、大豆などの豆類◦さつまいもなどのいも類◦きのこ類 水に溶ける食物繊維。腸内の水分を吸収し、便をやわらかくする働きがある。また、脂肪の排出も促す。 オリゴ糖は、消化吸収されることなく大腸まで届き、善玉菌のえさとなって腸内で増殖を手助けします。玉ねぎ・キャベツ・ごぼう・バナナ・大豆などに多く含まれます。 また、オリーブオイルは、停滞した腸を動かし大腸がんを予防する効果も期待されています。たくさんの食物繊維と一緒にとると快便の習慣がつきます。乳酸菌をとる(善玉菌を増やす効果) 食物繊維をとる(善玉菌のえさになり育てる手助け) オリゴ糖やオリーブオイルを活用 炭水化物を消化吸収するのは年齢とともに腸には負担となります。その分、腸を動かす栄養分である動物性たんぱく質の割合を高めましょう。炭水化物は控えめに…腸内環境を整える  食習慣とは?腸内環境を整える食事はコツコツ続けることが大切です。毎日の食事に食物繊維たっぷりのメニューを取り入れていきましょう。キムチぬか漬け塩こうじ甘酒理想的な食物繊維のバランス水溶性1不溶性2:7no.110

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